Genene Jones
ベクサー病院での犯行
-
ベクサー病院では, 1981年5月~12月に20名の児童がICUで死亡していた。
-
点滴から抗凝固剤が発見され,ジョーンズの勤務中に死亡が集中していた。
-
彼女に動機は見当たらず,非常に有能な看護師で,患者が亡くなったときには人一倍悲しんでいたため,ジョーンズが犯人であるとは考えにくかった。
-
ベクサー病院は刑事告訴しない代わりに彼女を解雇することにした。
キャスリー・ホランド小児病院での犯行
-
ジョーンズが病院を移った後,ベクサー病院で原因不明の死亡事故はなくなったが,今度はホランド病院で予期せぬ心臓停止が相次ぐこととなった。
-
そのうち1件で検死解剖の結果,遺体から筋弛緩剤が検出された。そして,これを注射できた唯一の人物である,ジョーンズが検挙された。
検挙後
-
ジョーンズは,「子どもを救う」行為をするために「子どもに毒」を注射していた。
-
ジョーンズは殺人で有罪となり,99年の刑が言い渡された。殺害した子どもの人数はわかっていないが,47名という報道もある。


